そんな基準と戦っていくのも疲れたし、なんかないかな、と見回してみたら、やっぱり行き着くところはLife Styleそのものだった。昔のことを思い出したり、今の娘たちをみたりしながら。街にいってもこれは買いたいっていうものに出くわさない。大量生産された物、もの、モノで息苦しいばかり。自分で欲しいものを自分で作っていけたらコンセプトのつじつまあわせなんてしなくていいし、楽しくてしあわせだろうな、と思うようになっていった。
Timelessなものを作りたい。好きだから、洗いざらしになっても着ていたい、お下がりほど価値が出る、そんな風にかわいがってもらえる服を作ったら、それこそ自然にやさしいし自分も幸せだし、いいんじゃないかなと思う。昔会ったことのあるランドスケープアーキテクチャーのモダニズムの先駆者,Garrett Eckbo氏がコットンの擦り切れたネクタイを堂々と愛用していたのが頭に焼き付いていて、あれだな、と思った。
デザインの意図とかRHの理念とかはもちろん大事なんだけど、その反面あまり語りすぎてははいけないっていう気持ちも持っています。素敵と思うからやっている、共感するところがあったら、遊びに来てください、というスタンス、かな。
かなり傲慢です。でも、服や日常雑貨くらい好きにやらせてくれ、と叫んでる自分がいる。おおまじめに遊ばせてくれ、って。
Robinia Hillの舞台裏をご紹介します。
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