Robinia Hillの舞台裏をご紹介します。

2011年11月25日金曜日

「辰」はもう、すぐそこに

最近一週間が猛烈な速さで過ぎていきます。気づけば「辰」がすぐそこに待っています。
最近というより、思い起こすとここ10年の速さと言ったら文字通り「あっ」という間でした。ただ言えることは数年前の毎日と最近の毎日は「質」が違っているということ。
以前はただただ朝から晩まで仕事に追われ、目の前の山積みになった仕事をどうにかこなして家に帰るとすぐにまた朝が来て・・・といった具合。本当に一日が速かった。それはそれでそのときはとても充実感を感じていました。と同時に相当疲れていましたが、若さがカバーしていたんでしょうね。
現在Robinia HillとPatioでの毎日は「ゆっくり」と、忙しくても心穏やかに過ぎていきます。でも一週間、一年という単位ではやはり「あっ」と言う間なのです。
人生に与えられた「時間」は人によって違うけれど、一日24時間という時間はすぺての人に平等に与えられています。しかもそれは前にしか進んでいかず、過去に戻れないというのは、本当に良くできたものだと思います。だから私たちは過去に戻ってやり直すのではなく、反省もできるし、へこんでも立ち直り、やる気をだせる。そしてまた謙虚にもなれる。過去に戻って何度でもやり直せたら、きっと人間にはやる気も謙虚さという気持ちも備わらなかったのではないかと思います。
もう、すぐそこに「辰」が待っている・・・からなんだか違う話になりました。ちなみに写真の「辰」は人形作家である友人のお母さんが毎年、翌年の干支のちりめん細工の一日講習会を開いてくれるのです。とても人気の講習会でこれまた「あっ」という間に定員いっぱいになってしまい、ブログで案内する暇もありませんでした。悪しからず。

2011年11月7日月曜日

Xmas Jazz Liveを開催します

しばらくブログをお休みしていた罪悪感もあって、今日はもう一つお知らせです。
定着しつつあるアッチャン(古賀敦子)と波多江崇行さんの第3回目のJazz Liveを下記のとおり開催します。クリスマスソングを中心としたナンバーをどうぞお楽しみに!

Xmas Jazz Live
日時:2011年12月9日(金) 開場18:30 開演19:00
※いつもより遅い開催時間なので、お間違えなく!
場所:Patio & Robinia Hill (福岡市早良区南庄6-6-5)
チャージ:¥1,500(1ソフトドリンク付、ワインは別途¥600/グラス)
      カナッペ、チーズ、ナッツ等オードブルをご用意いたします。
※ワインを飲まれる方はお車でのご来店はご遠慮ください。
問合せ・申込:092-210-1236 ※スペースの関係上、事前にご予約ください。

出演アーティスト
                            vo. アッチャン(古賀敦子)
 佐賀生まれ。学生時代はビートルズ、PPMが大好きで、ポップス、フォークソングを歌う。Jazzとの出会いは20数年前、四国松山時代。福岡に戻ってからはピアノの岩崎大輔に師事し、安部バンド、ジョーゲン・クルーズ等と、福岡市内のライブで活動中。2年前の中洲ジャズ祭りで憧れの日野皓正の前座を務め、ますます夢を膨らませている。
gt. 波多江崇行
 福岡出身。15歳よりロックギターを始め、19歳のときjaco pastoriusのアルバムの中のdonna leeをきっかけにjazzに関心を持ち、jazz guitaristを志す。独学で学ぶが24歳より田口悌治氏に師事。翌年渡米し、帰福後は九州内を中心にTV番組のBGM担当やlive活動を行っている。swing jazzからcontemporary jazzまで幅広く、2008年、09年とthe big band jazz orchestraのメンバーとしてbillboardにTOKUとともに出演。



季節は秋・・冬・・・なのに・・・

11月になり、暦の上ではもう秋から冬に移ろうかという季節なのに、ここ福岡では連日暖かいを通り越して暑い日が続いています。
お庭の白い秋明菊が今年はいつにも増して咲きほころびました。風にゆらゆら揺れる姿は可憐で清楚で本当に美しい花です。そしてそろそろ秋明菊から黄色い小菊が満開になろうとしています。

久方ぶりに福岡からブログを更新しています。10月は悲しい出来事が続きました。Patioの看板猫だったジェリーが18歳という猫としては長寿を全うして永眠しました。この夏ブログでも書きましたが、お盆の最中に死にそうになったり、9月には家を出たきり帰ってこなくて、4日後に漸く家を見つけてふらふらになって帰ってきたりと私たちは何度も覚悟させられました。家に帰ってきてからは多少衰弱していたものの食欲はあり、家を出たのは決して「最期の場所」を探しに行ったのではなく、ちょっと散歩に出たもののボケが出てきていたせいで帰る家がわからずに徘徊していたのだろうと思います。
そんなジェリーでしたが、10月に入ってとうとう食欲が激減し、10月3日夕方に静かに息を引き取りました。18年前を思い出すと私自身今とは全く違う生活をしており、人間の私たちにとっても大層な年月です。ジェリーは本当に大往生でした。そんなに長い年月を共に過してくれたジェリーやもうすでに逝ってしまったジェリーの親兄妹は私たち家族だけでなく、Patioに来られるお客様を本当にいつも癒してくれました。あなたたちは本当にみんな穏やかで素敵な家族でした。ありがとうね。今頃モモ、トム、タエと天国で再会して暮らしていると思います。
そんなジェリーの出来事と時を同じくして、自宅で飼っていた愛猫カン介(メスなんですが・・・)にもなんと病魔が忍び寄っていたのです。何とか少しずつ気持ちも落ち着いてきたと思っていたのですが、やはり思い出すとまた涙がこぼれてきてしまいました。いずれカン介の思い出を文章に綴れるようになったら書きたいと思います。