Robinia Hillの舞台裏をご紹介します。

2011年12月22日木曜日

40年前のラグ、その後



9月15日に紹介しました40年間眠ったままになっていたアメリカ帰りのラグ。ラグ用毛糸が底をつきそうで、何とか同じようなものを入手できないものかと方々探していましたが、そこまでするよりも、とりあえず今手元にある毛糸でできるところまでやってみているところです。40年間の眠りから覚めたのですから、早く表舞台に出してあげなければと思います。といっても、残りの毛糸は青ばかりで当然元のデザインは完全無視です。
毎日cafeの仕事の合間にコツコツやっていますが、少しずつ白い部分が少なくなっていて、ちょっとした達成感とラグへの愛おしさを感じています。「ずっとほったらかしていてごめんね。」という妙な罪悪感を感じて、償いの気持ちかもしれません。

私はものに対してさほど執着心はないのですが、どうも愛着心が強いようで、先日も夫に呆れられました。先日、何カ月も前に盗難にあったLOUIS GARNEAUの自転車が見つかり、まるで我が子が帰ってきたように嬉しかった。もともと自転車がすごく好きなわけでもなく、夫がLOUIS GARNEAUを購入してきたときもこのメーカーさえも知らず、当然そんなに高いものとも知らなかったのですが・・・。
夫は警察に自転車を引き取りに行く前は「盗難にあった自転車に乗るのもなぁ・・・」とあまり気乗りしない調子で車で1時間以上かかる別の市まで出かけて行きました。実際に引き取ったときの自転車は見るも無残な姿だったらしいのです。前輪は何かに強くぶつけたようでひん曲がり、当然パンクしており、変速チェーンも壊れてて、全体的に薄汚れてしまってて・・・。夫はその足で帰りに近所の自転車屋さんに可哀想な自転車を持ち込み、手当てというか修理をしてもらったそうです。
漸く約1年振りに我が家に戻ってきたLOUIS GARNEAUくん。なんだかとても疲れているように見えました。エリートの君が盗難にあって、長い間雨風の中放置されていたところ、縁あって私たちの元に戻ってきたのだろうと思います。以前のように我が家の玄関に収まっているLOUIS GARNEAUくん。夫はときどき愛車を磨いています。ふふふっ、本当は可愛いと思っているんじゃん。(LOUIS GARNEAU君の写真は後日)

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