Robinia Hillの舞台裏をご紹介します。

2010年12月27日月曜日

Social Dimension

おかげさまで今年の営業は終了しました。
今わたしたちはBehind the Sceneで来年への準備にとりかかっています。
6月にオープンしてただ突っ走ってきた6ヶ月でした。自分たちがいいと思うものを自分たちのやり方で製作してお店を持つということの現実と厳しさを体感する毎日でした。あれこれやりくりに苦心している最中にかかってくる一本の電話: ”新しいデザインまだですか?楽しみにしているんです。”再来店していただいたお客様からのお声: ”この間RHのバッグ持って街にでたら素敵ですねって声かけられました。”つい先日は鹿児島のA先生からすばらしい贈り物(お買い上げ)をしていただきました。そんな声や応援がひとつでも二つでもあると私たちはホットすると同時に”次もしっかりやらんと!”という元気が沸いてくるのです。
2011年のRHは社会的側面からの切り込みを真剣に考えていきたいと思います。
Social Dimensionを考えない設計デザインを嫌うRobinia Hillとしてはやはり自分たちのビジネスにもその姿勢を持ち込むべき、だと。言ってみればSubstance のあるデザイン活動です。
これまではソーシャルビジネスという言葉のもつ、”強者”が”弱者”に手を差し伸べる、と言ったニュアンスに抵抗を感じて一歩を踏み出せずにいた領域です。
たとえば障害者の労力を安く使うのではなく、彼らの持っている”味”がRHに必要であり、お互いにビジネスパートナーとして社会とかかわっていく、というスタンスです。障害者に限らず、定年後の時間を有効活用したいと考えている方や主婦の方、デザイナーの卵さん、私たちの持つ原点”消費に翻弄されない生活”という価値を共有できる方々とのコラボレーションが必要なのです。
本年はご支援いただきありがとうございました。2011年も応援お願いいたします。
RH

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