
昨夏はまったく大変な夏だった・・・。一昨年生まれたMrs. Willyの子どもであるJoeとB.B(Black -Black)が相次いで6月に出産し、さらにその一か月後にはMrs. Willyまでも出産。この時期子猫が12匹いたことになる。このまま文字通り「ネズミ算式」に増えていったら・・・という恐怖に一時期眠れなくなったほどだ。とにかく、どげんかせないかん!
この話はまた後日続けるとして、まったくMrs. Willyは本当にいい母親してるよ。それに以前に比べてどんどん優しいネコさんになっている。(私にだけなのだが。)ここにやってきた頃、約4年前はものすごく凶暴なネコさんだった。特に子連れだったためなおさらだ。
猫というのは本当に愛情を感じ取ることができる動物だということをMrs. Willyとの付き合いを通して実感する。どんなに「シャーっ」と威嚇されようと、引っ掻かれようと、愛情を持って声をかけ続け、世話をし続けてきたことによって、次第に少しずつではあるが、確実にMrs. Willyは変わっていった。と言っても油断して、性急になってはならないのだ。
そんなMrs. Willyだが、昨年の出産後、絶対に避妊手術を受けさせねばと思っていた。でもやはり焦り過ぎた。額を爪でやられた。またしてもちょっと恐ろしくなって、Mrs. Willyのみが避妊できずに元の生活に戻っていったのだ。すると案の定・・・。

子猫が大きくなるにつれ、やはり里親探しが気になりだした。猫好きの方にお声掛けさせていただき、また機会があればお見せしているうちに、やはり「母親」は警戒しだしたのだろう。Mrs. Willyがある日子連れ引っ越しを敢行し始めた。慌てた私は急いで子猫たちを籠に入れ、家の中に入れた。それを見て今度はMrs. Willyが慌てた。「母親」だね・・・。「子どもたち」を探す声に変わった。
こんなことがあって約10日。これまで家に入ってくることもなかったMrs. Willyが家の中にいる子猫に授乳するために家の中にも入ってくるようになった。私の横で寝そべって気持ちよさそうだ。やっと信用してくれたんだね、Mrs. Willy。でも子猫たちは里子にだそうね・・・。
数日後にはまた別の2匹ともお別れ。でもちゃんと里親さんの元で暮らしていけるからね。それにMrs. Willyの子供は生まれ年の違うまだ4匹もうちにいるんだからね!
それに今回はちゃんと避妊手術しようね!

0 件のコメント:
コメントを投稿