Robinia Hillの舞台裏をご紹介します。

2013年3月19日火曜日

モンゴルの風が吹きました

3月16日土曜日、Patio & Robinia Hill は草原に変わりました。初めて聴く生の馬頭琴の音色は透きとおった響きで、物悲しくもあり、馬のいななき、颯爽と草原を駆ける野生馬を想像させる技巧といい、終始聴き惚れていました。


モンゴルの生活文化の話を
織り交ぜながら・・・
モンゴルの民族衣装で登場したドランさんと中村さんに聴衆は最初から魅了されました。モンゴルと言えば私たち日本人は”お相撲さん”ぐらいしかイメージできないと思いますが、ドランさんは今回映像を用いて、モンゴルの地理、気候、文化、人々の生活、風習などについて楽しく語ってくださって、どんどん興味が湧いてきました。

お客様もドランさんの
話に聞き入っていました
さて、馬頭琴は二弦からなるモンゴルの伝統楽器です。弦は馬の尻尾の毛でできており、低音弦は120本の毛、高音弦は80本の毛を束ねてできているそうです。弦を触ってみるとものすごい力で張ってあるのがわかりました。
両膝に挟んで固定させて演奏するので、足がものすごく疲れるのだそうです。左指の弦の押さえも指の腹ではなく、詰めのほうで、しかも横から押さえるのだそう。(説明が悪くて、わからないですね・・・。)

ドラン(馬頭琴)と中村さん(低音馬頭琴)
馬の細工も見事です
馬頭琴は私が思っていたよりも大きい楽器でした。特に中村さんが弾く低音馬頭琴は西洋のチェロのような大きさで音色も優しく、ドランさんの澄み切った馬頭琴の音色を包み込むような演奏でした。何とどちらの馬頭琴も中村さん製作でこの世にそれぞれたった一本の楽器なのだそうだ。中村さんご自身ギター製作家なのです。

一度も言ったこともないモンゴルですが、今回のライブを通して一気に身近に感じることができました。
今回お越しになれなかった方、また次回のライブをお楽しみにしていてください。
演奏もお人柄も素敵な
ドランさんと中村さんでした



2013年3月12日火曜日

on and off

お仕事にも使えるけど、それほど堅苦しくないオンにもオフにも使えるカバンのご注文を受けました。
もうすぐ新年度なので、かばんも新しく、気分も新たに、お仕事もアフターファイブも頑張って!!
 
メッシュ型の本革外ポケットは深めのところから浅めのところまで、入れるもののサイズに合わせて使えます。スマホはもちろん、筆記用具、手帳、ハンカチ、名刺入れ、定期入れ・・・。カバンの本体サイズはA4がすっぽり入るサイズで、マチも十分とりました。裏側はシンプルなデザインにして軽やかにしました。

one-day-trip

今年も漸く春らしい陽気が訪れようとしています。寒さに弱い私としては冬の間、どんなに春の訪れを待ち望んでいることか・・・。
日本の春は入試に始まり、卒業式、入学式、進学、就職・・・それに伴い多くの別れと出会いが毎年この時期待ち受けているのです。
また、暖かくなってくるとやはりお出かけをしたくなるものです。遠方への旅行はGWまで待つとして、「今度の週末はちょっと海が見える場所へドライブへ半日ハイキングがてら山のほうへ・・・、それとも近場の温泉へ一泊旅行へ。」 こうしたスポットへのアクセスが比較的良いというのが、この街、福岡の一つの魅力なのです。
そこでまさしく一泊旅行用の鞄のご注文をいただきました。以前からいくつもご購入いただいているお客様からのご注文です。楽しい旅行に一役買えたら、嬉しいです。

黄色い大きくて深めの外ポケットは本革。
それにマクラメ用の綿の細紐を施して
ちょっとフレンチ風
荷物が少ない時は
取り付けた金具で両端を
引っ張れます。
ショルダーも付いていて
両手も使えます。

裏はメッシュの型押し本革。
どこかの大陸みたい。